人が行動出来ない2つの理由

「将来が不安だけど、何をしていいのか分からない」
「人間関係を良くしたいけど、どうすればいいんだろう…」
そんな漠然とした不安や悩みに襲われたことはありませんか?

不安や悩みを抱えているのに、何をしていいか分からず行動出来ない。これは、色んな場面で起こることだと思います。では、なぜ人は行動出来なくなってしまうのでしょうか。今回は、不安や悩みを解消したいのに、なぜ人は行動に移せないのか?その2つの理由についてお伝えします。

 

人が行動出来ない2つの理由

人が行動出来ない理由は大きく分けて2つあります。

それは
1.物事が抽象的すぎて具体的に何をしたいいのか分からない
2.細かいことを気にしすぎて行動出来ない

この2つのパターンです。

1つ目の、物事が抽象的すぎて具体的に何をしていいのかが分からないと言うのは「将来が不安」「幸せになりたい」など、抽象的なものがこれです。この場合「将来が不安」や「幸せになりたい」が抽象的すぎて、具体的に何をしていいのかが分かりません。

2つ目が、細かいことを気にしすぎて行動出来ないパターンは「どっちのアクセサリーを付けていこう」「筋トレって何の種目をやればいいんだろう」などがこれです。この場合、その目的が何なのかによって取るべき行動が変わってきます。

この様に、抽象的すぎたり、具体的すぎたりすると、人は行動出来なくなってしまいます。ではこの様な時にどうすればいいのでしょうか?こんな時に大事な考え方が、「抽象度を変える」と言う思考法です。

 

「抽象度を変える」という思考

例えば、「幸せになりたい」と言っても、人によって幸せの価値観はそれぞれです。お金を稼ぐことが幸せなのか、結婚が幸せなのか、友達と過ごすのが幸せなのか、一人でゆっくりするのが幸せなのか。まず、自分が幸せを感じるのはどんな時なのか、抽象度を下げて具体的にしていく必要があります。

具体的にしていって、もしそれが結婚なのであれば、恋人を作るために飲み会に参加したり、友達に紹介してもらったり、結婚相談所に入会したり、より具体的な行動が見えてきます。

2つ目の、細かいことを気にしすぎて行動出来なくなってしまうケースは、その行動の目的は何なのかを明確にすると行動しやすくなります。例えば、「筋トレの種目で何をやっていいか分からない」という人は、筋トレを何のためにやろうと思っているのか、抽象度を上げていきます。

そうすると、健康のためなのか、スポーツが上手くなりたいのか、モテたいのか、その目的が見えてきます。目的が決まれば筋トレの内容も決まりますし、もしかしたら、筋トレじゃなくて、ヨガやストレッチなど違う選択肢が出てくる可能性もあります。そうすると、今まで筋トレの種目という狭い視点で物事を考えていたのが、もっと多くの選択肢が出てきて、違う視点で物事を見ることが出来るようになります。

 

抽象度を自在に操る魔法の質問

この様に、抽象度を変化させることは行動を加速させたり、問題解決をする上でとても重要な思考法になります。では、抽象度を変えるにはどの様に考えればいいのでしょうか?その時は、こんな質問をしてみて下さい。

物事が抽象的すぎる場合は「具体的には?」「その方法は?」など、具体的な手段や方法を見つけていく質問をしましょう。そうする事で、より具体的な行動をイメージ出来るようになります。

次に、具体的すぎる場合は「何のために?」「その目的は?」など、なぜその行動をするのかを明確にする質問をしましょう。そうする事で、違った目線で物事を捉えることが出来るようになり、違う選択肢が見つかって行動しやすくなります。

 

最後に

この抽象度を変える思考法は、色々な場面で使えるので、是非意識して使ってみて下さい!
その他にも、行動し続ける為のモチベーションの保ち方や、モチベーションに頼らず行動し続ける方法など、何かをやり続けたり、習慣化するためには様々な思考法やマインドセットが必要になります。そんな話に興味がある人は、オンラインセミナーで心も体も健康になる情報をお伝えしているので、一度聞きに来てみて下さい!

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