皆さんは、睡眠しっかり取れていますか?
人間は、人生の1/3の時間を睡眠に費やします。それくらい睡眠は大事なんです!
今回はそんな睡眠について
・質の良い睡眠とはどんな睡眠なのか?
・睡眠の質を上げるにはどうすればいいのか?
についてお伝えします。
目次
質の良い睡眠とは?
よく「質の良い睡眠をとりましょう」と言われますが、質の良い睡眠とはどんな睡眠なのでしょうか?
みなさん一度は聞いたことがあると思いますが、睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2つがあります。レム睡眠は浅い眠り、ノンレム睡眠は深い眠りの事です。
睡眠は、このレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返していき、後半になるにつれてレム睡眠が多くなってノンレム睡眠が少なくなっていき、やがて目が覚めます。
質の良い睡眠とは、深い眠りのノンレム睡眠の時間が長い睡眠のことを言います。
なぜノンレム睡眠が大事?
では、なぜノンレム睡眠が長いと質が良いのかと言うと、その一つは、ノンレム睡眠の時に成長ホルモンと言うホルモンが出るからです。
この成長ホルモンは、成長期の子供の場合は骨や筋肉など身体を成長させる働きがあり、大人の場合は疲労回復や筋肉の修復などリカバリーをしてくれる作用のあるホルモンです。
この成長ホルモンは、深い眠りのノンレム睡眠の時に出るので、ノンレム睡眠が大事ということです。
ノンレム睡眠の時間を多くする方法
では、深い眠りであるノンレム睡眠の時間を多くするには、どうしたら良いのでしょうか?
それは、寝る前に副交感神経を優位にしてから眠ることです。
「睡眠の質は、寝始めから最初の90分で決まる」と言われています。最初の90分で、いかに深い眠りに入ることが出来るかで、その日の睡眠の質は決まるんです。
つまり、最初の90分で深い眠りに入れると、その日の睡眠の質は高くなり、最初の90分で深い眠りに入れないと、睡眠の質は下がるという事です。
なので、寝る前にリラックスして副交感神経を優位にすることで、最初の90分の眠りを深くする事がとても大事なんですね。
副交感神経を優位にする具体的な方法
では、実際に眠る前に副交感神経を優位にする方法を3つ紹介したいと思います。
寝る前2時間は何も食べない
寝る時に胃に物があると、それを消化するために血液を使ってしまい、睡眠の目的である疲労回復や筋肉の修復が遅れてしまいます。また胃や腸に物がある状態で寝てしまうと、残っている物は脂肪細胞に入りやすくなるので太りやすくなります。その為、寝るときには胃の中を空っぽにした状態で寝るのがベストです。
寝る前1時間はスマホやパソコンの画面を見ない
人間はメラトニンと言うホルモンが出ると眠くなります。しかし、スマホやパソコンから目に光が入るとそのメラトニンの分泌が減ってしまいます。
特にスマホやパソコンから出るブルーライトはメラトニンの分泌を減らしてしまうので、ベッドの中でスマホを見たり、寝る直前までパソコンを見ているとノンレム睡眠に入りにくくなってしまいます。
なので、寝る1時間前にはスマホやパソコンの画面を見ないようにしましょう。
ストレッチ
ストレッチにはリラックス効果があるので、ベットに入る前にストレッチを行うと副交感神経が優位になって、深い眠りに入りやすくなります。
この時行ってもらいたいストレッチは「スタティックストレッチ」というストレッチです。スタティックストレッチとは反動をつけないストレッチのことで、ジワジワゆっくり伸ばしていくストレッチのことです。
寝る前に行うストレッチではこのスタティックストレッチがおすすめです。どんなストレッチをすればいいのかわからない人は、こちらの動画を参考にしてみて下さい。
最後に
睡眠は人生において、とても大事なものです。自分にあった寝る前の過ごし方を見つけて、睡眠の質を上げると1日の質も上がります。是非、質の良い睡眠をとって1日1日を素晴らしいものにして下さい!
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